別居をする前に考えるべきこと‐チェックリスト‐

離婚前の別居について、考えるべきことチェックリストを作成いたしました。

以下を参考にしていただき、別居前の準備に考慮すべき項目を抑えましょう。

 

1. 財産の把握

□ 給与・報酬、申告所得
□ 預貯金・現金・タンス貯金・へそくり(場所、金額)
□ 土地や建物などの不動産(取得価格、現在価値)
□ 住宅ローン残額(毎月の支払額、ボーナス時の支払額)
□ 株式、社債、その他有価証券
□ 生命保険、学資保険、その他保険(解約返戻金)
□ 自動車の現在価値、ローン残額
□ 退職金(取得の確実性と金額見込み)
□ その他借入金

 

2. 別居後の生活費の確保

 

□ 生活費に最低どれくらい必要か把握できているか。
□ 自分の収入を増やすことができるか
□ 相手からの婚姻費用をいくら確保できるか
□ 実家などからの援助を受けることができるか。

 

3. 別居後の住居の確保

 

□ 実家に戻ることが可能か。
□ 契約可能な賃貸アパートを見つけられているか。
□ (子どもがいる場合、)学校への通学はどうするか。

 

4. 別居日の確定と準備

 

□ 別居のXデーをいつにするか。
□ 別居することや別居日を事前に相手に伝えるか
□ 持って行く荷物(身の回りの物、家具・家電等)の準備ができているか。
□ 引越し業者の手配ができているか。

 

5. 別居後の進め方

 

□ 離婚の進め方(代理人をつけるか、自分で相手と話すか)の方針は固まっているか。
□ 婚姻費用の申立ての準備はできているか。

 

6. 置き手紙の内容

 

□ 内容について、既に検討ができているか。
□ 内容について、専門家のアドバイスをもらっているか。

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弁護士 松平幹生(神奈川県弁護士会所属)

当事務所は、離婚に特化し、離婚問題全般に力を入れていますが、中でも、モラルハラスメントの問題の解決に積極的に取り組んでいます。 離婚で相談にお越しになる方の中には、モラルハラスメントで苦しんでいる方が多くいらっしゃいますが、そのような方が、その苦しみから解放されて自由になるため、力になりたいと思っています。 当サイトにはじめてアクセスされた方はまずはこちらをお読みください。 弁護士紹介/ パートナーと離婚したい方へ/ パートナーに離婚したいと言われた方へ
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