モラハラ夫・妻は、質問や要求が大好き


モラハラ夫・妻は、よく、質問や要求をします

要求を断られた時に、「なぜ応じないんだ」と言います。
「これこれ」という理由を言うと、さらにその理由について、「なぜ『これこれ』なんだ」と質問をしてくることがあります。
質問された方(モラハラを受けている人)は、「相手が納得する理由」を説明しようと、頭をフル回転させることを余儀なくされ、疲れ果ててしまいます。

モラハラ夫・妻からの質問は、「回答要求」であり、本来応じる義務はありません
しかし、人は質問されると、脳が自動的に「どう回答しようか」と思考を始めてしまいます。
 
モラハラを受けやすい人は特に、「言葉」に対して真面目な人が多く、質問されると、「答えなきゃ」と感じてしまう人が多いのです。
 
モラハラ夫・妻は、この、質問という名の回答要求を、相手をコントロールする手段としてよく使います
要求することで、「問題点を相手に移す」、という効果があるからです。
 
そして同じ要求を繰り返すのは、単に、「その回答に納得していない」ことの表明なのです。
 
このような攻撃に対して、質問された方(モラハラを受けている人)は、「答えない」というのが、最善の策です
 
普通の人は、他人への要求は、しているようで、それほどしていないはずです。
普通の人は、相手に負担をかけないようにという配慮があるからです。
モラハラ夫・妻には、こういう配慮がないばかりか、四六時中配偶者に負担をかけ続ける人が多いのです。
 
普通の人同士だと、相手が要求通りに動かないことが多いので、第に要求もしなくなるのが普通だと思います。
モラハラを受けやすい人は、相手から要求されると、断ること(質問に答えないこと)に罪悪感を感じてしまう人が多く、モラハラ夫・妻は相手への配慮もなく要求し続けるので、普通の人同士と違う関係性が構築されていってしまうのではないかと思われます。
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弁護士 松平幹生(神奈川県弁護士会所属)

当事務所は、離婚に特化し、離婚問題全般に力を入れていますが、中でも、モラルハラスメントの問題の解決に積極的に取り組んでいます。 離婚で相談にお越しになる方の中には、モラルハラスメントで苦しんでいる方が多くいらっしゃいますが、そのような方が、その苦しみから解放されて自由になるため、力になりたいと思っています。 当サイトにはじめてアクセスされた方はまずはこちらをお読みください。 弁護士紹介/ パートナーと離婚したい方へ/ パートナーに離婚したいと言われた方へ
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