モラハラ夫・妻の生育環境と人生観

生育環境

モラハラの相談者から話をきいていると、モラハラ夫・妻は、「親から甘やかされている」と指摘する場合が多いです。

 

両親のうちの片方である場合が多く、夫の場合は母親の場合が多いです。
この状況を見て、モラハラ夫のことを、「マザコン」とみなしている人も多いです。

 

甘やかされて育ったために、何でも人のせいにしたり、他人の痛みがわからなかったり、「何々したい」という自分の希望や欲求がない、といった性格がつくられると推測しています。

 

これに対し、モラハラの相談者の一部には、モラハラ夫・妻は、「甘やかされている」ということはなく、「厳しく育てられた」、と指摘する人がいます。

 

両者は全然別物に見えますがが、厳しく育てるというのは、よい成績をとらないとほめてくれないとか、兄弟と比べられるといった、条件付きの愛情で育てられたと言えます。

 

甘やかすというのも、子どもにとって良いわけではないので、そういう育て方をするというのは、真の愛情によるものではないと思います。

 

そういう意味では、両者に共通点があるように思います。

 

また、厳しく育てるというのは、よくも悪くも、関心が高く、干渉的であると言えます。

 

この点も、甘やかすこととの共通点だと思います。

 

このように、まったく対照的な育てられ方をしたようにみえる両者が、同じように、モラハラ夫・妻になります。

 

人生観

このように育てられたモラハラ夫・妻は、いい大学にいって、いい企業に就職して、結婚して、子どもをつくり、家を買い、仕事をして妻子を養い、老後は妻とのんびり暮らす、という画一的な人生観を持っている人が多いです。

 

親がつくった生育環境によって敷かれたレールを進んでいる人が多く、自分が、「何々したい」という希望や欲求がない人が多いです。

 

このレールを進むことは、モラハラ夫・妻の性格が原因で、いずれ、どこかの段階で、必ず挫折します。

 

その一つが、「配偶者から離婚したい」と言われることです。

 

人によっては、離婚の前に、すでに挫折している人もいます。

 

このような人生観を持っていることから、「自分の人生で離婚ということが起きることが受け入れられない」という人が多く、離婚しないというリアクションをとることが多いのだと思います。

 

「何々したい」というのがないことから、趣味がなく、友達もいない人が多く、週末は家にいる時間が多かったりします。

 

家族と一緒にいる時間が長くなり、家族とのトラブルが増えます。

 

モラハラを受けている人からすると、好きなことしていいから外に出掛けて欲しいと思いますが、好きなこと、やりたいことがない人が多いのです。