離婚を切り出された妻へ

離婚を切り出された妻へ

離婚に向けた交渉において、強い立場にある

夫から突然離婚を切り出されると、自分を否定されたような気になり、動揺するかもしれません。

もちろん、修復の可能性があれば、それを目指すに越したことはありません。

しかし、修復が不可能であれば、現実から目をそむけずに受け止め、自分やお子さんの将来のため、夫との離婚の話をどのように進めていけばよいのかを考えるべきです。

特に、夫から離婚を切り出した場合は、妻がモラハラ妻であるという場合を除くと、夫には、他の女性の存在があることがほとんどです。
男性は、仕事で家にいない時間が多く、仕事が充実していれば、家庭に不満があっても、それだけで離婚までは考えない場合が多いです。
女性の存在といっても、既に交際していて、結婚を約束しているという場合だけではありません。
仲がよくて互いに気になるような存在の女性、妻の愚痴をきいて離婚に向けた決意を励ましてくれるような存在の女性がいる場合がほとんどです。
そうであれば、修復を目指すよりも、離婚に向けて合理的に行動した方がよいと言えます。

離婚に向けて行動する場合、まず大事なのは、離婚を切り出された妻は、離婚に向けた交渉において、強い立場にあるということです。

まず、このように発想を転換し、問題をポジティブに捉え直すことが大事だと思います。

以下では、どうして妻が強い立場にあるかをご説明します。

どうして妻が強い立場にあるのか

離婚は、法律上、相手が拒否していれば、離婚原因がない限り認められません
そして、法律上の離婚原因は、不貞行為を除けば、普通に暮らしている限り認められないと考えてよいです。
家事を怠ったとか、夫に対してキレたことがあるとか、その程度では、法律上の離婚原因は認められないと考えて大丈夫です。
ただ、別居が長期間に及ぶと、それが離婚原因となります。

これは、逆に言えば、別居を長期間しないと、妻が拒否している限り夫は離婚できないということです。

離婚できなければ、夫は、婚姻費用(別居中の生活費)を支払い続けなければなりません。

したがって、夫は、早く離婚したければ、ある程度妻の要求を飲まなければならない立場にあるわけです。

つまり、妻は、「早く離婚を成立させるか否か」の、キャスティングボートを完全に握っていることになります。
ですから、妻の方が立場が強いと言えるわけです。

自分の方が立場が強いということを自覚したうえで、冷静に、夫との離婚の話を有利に進めていくことが大事です。

ただ、実際には、夫から離婚を切り出されると、妻は、精神的に参ってしまい、自分の有利な立場を活かせないまま交渉している場合がほとんどです。
特に、夫は、背後に女性の存在があると、強行に離婚を押し進めようとし、妻は、精神的に弱っているところに攻勢をかけられ、押されっぱなしのパターンが多いです。

妻が自分の有利な立場を活かして交渉するため、是非一度、当事務所の無料相談をご利用ください。