モラハラ問題がある夫婦における夫婦観、家族観の違い


モラハラを受けている側からすると、夫婦関係がすごく悪化しているように感じるのに、相手が離婚に応じないという事例が多いです。

そのような事例では、相手は、夫婦関係にそれほど問題を感じていないから、離婚する理由がないと考えるようです。

これは、モラハラを受けている人の見方と、大きなギャップがあります。

このような不思議なギャップが生じる原因の一つに、家族観、夫婦観の違いがあると考えています。


モラハラを受けている人は、建設的でポジティブな性格の人が多く、夫婦関係についても、互いに悪い点を修正し、発展させ、仲が良い幸せな家庭を築くことを目指すべき、という夫婦観を持っています。

これに対し、モラハラ夫・妻は、そのような建設的、発展的な夫婦観を持っていないことが多いです。

モラハラ夫・妻の持っている夫婦観は、かなりドライなイメージです。

モラハラを受けている側からすると、心の交流がないように感じる関係であっても、あまり気にならないように見えます。

そもそも、夫婦はそうあるべき、という感覚自体がないように見えます。

それは、モラハラ夫の両親の関係など、生育環境の影響が大きいと思います。

また、モラハラ夫は、外で仕事をして、妻子を養う、という点にプライドを持っている人が多く、外での仕事が人生、生活の中心であって、外で仕事を一生懸命できていれば満足、という人が多いです。

妻との関係については、会話がなくても、「愛情はあるから問題ないだろ」くらいに思っていたりします。

妻からすれば、会話もなく、愛情を感じないわけですが、その点に大きなギャップが存在していることが多いように感じます。

妻からすれば、会話がなく、無視しているように感じるような夫の態度は、夫が妻に優位に立とうという行動の一環であり、夫は、妻が嫌いだからそうしているのではないことが多いです。

そういう態度をとることで優位に立っている気になり、夫の中のコンプレックスやストレスを解消できるから、そうしているだけであって、夫には、妻を苦しめている自覚がないことが多いです。

ですから、妻が苦しんでいても、夫は、そのことにあまり気付いていない、少なくともそれほど気にしていない、気にならない、ということが多いようにみえます。

このような夫婦観の違いも理解しておかなければ、モラハラ夫の態度は、「わけがわからない」というようにしか思えません。


このように、モラハラ問題は、特殊な問題で、多くの事例を経験して深く分析している人でないと、理解が難しいです。

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