夫を親権者とし、離婚が成立した事例(横浜市鶴見区)

依頼者:40代・男性・会社員      相手方:40代・女性・主婦
離婚理由:妻からの暴力         婚姻期間:12年
子:7歳
 
【ご依頼の経緯】
依頼者の妻は、不安障害を患っており、家事や育児に支障が出ることが多く、依頼者や子に対して暴力を振るうこともありました。 夫婦間の言い争いをきっかけに家を出ていった妻が、数日後に子を違法に連れ去ろうとしていることを知り、依頼者は、自分の実家で子を保護しました。 その後、妻から、子の引き渡し及び監護者の指定の審判、その保全処分を申し立てられた依頼者は、当事務所に相談し、委任されました。
 
【結果
子の監護者は夫と定められ、その後、協議離婚が成立しました。
 
【解決のポイント】
監護者指定の審判では、どちらが監護者に相応しいかを判断するため、監護能力や環境、経済状況等を記載する陳述書という書面とそれに関する資料を提出し、裁判所調査官が父母双方や子どもや小学校の先生等と面談して調査を行います。本件では、裁判所から求められている一通りの説明のほかに、生活状況及びわかりやすくするための写真や、監護を補助する両親が書いた書面を提出する等工夫をしました。それに加え、相手の同居中の子どもに対する暴力等、相手が監護者として相応しくない事情も詳しく説明しました。本件では、裁判所の専用の部屋で、父母それぞれが子どもと実際に遊んでいるところを調査官が観察するという調査も行われました。この調査の結果が依頼者に有利であったこともあわせ、父親である依頼者が監護者として相応しいと判断されました。監護者の争いでは、裁判所から求められている事項に縛られることなく、よりわかりやすく説明するように工夫したり、有利になる事情を広く集めて主張したりすることが重要です。父親が監護者として認められる事例は少ないので、非常にうまくいった事例といえます。