「まだ」離婚しない人のためのモラハラ相談の特徴
目次
徹頭徹尾「モラハラはモラハラ加害者の問題であり、被害者に非はない」という立場をとっていること
多数のモラハラ案件を取り扱っている中でわかったことは、モラハラ加害者の特殊性です。
モラハラ加害者は、性格が変わっているとか、性格が悪いとか、配偶者との相性が悪いとか、そういうレベルではなく、本能レベルで特殊な習性を持っています。
モラハラ被害者は、そういう相手と結婚してしまったことで被害に遭っているわけですが、結婚前にそれを見抜くことは極めて困難であり、被害者にはまったく非がありません。
離婚できない状況で、モラハラ加害者からの攻撃を減らし、最終的にはゼロにすることを目指します
私は、多数のモラハラ加害者と対峙した経験から、モラハラ加害者の習性は変わることがないという確信を得ています。
もっとも、対処の仕方を知ることで、被害を減らすことは可能です。
そのためには、モラハラ加害者の特殊な習性を理解することが必要です。
モラハラ加害者の特殊な習性を理解し、行動を予測できるようにし、被害を減らすことを目指します。
適切に対処し、被害を減らし続けることができれば、いつかはゼロになるはずです。
実際に何百人ものモラハラ夫・妻と対峙した経験
一般的なカウンセラーの方は、加害者については、主に被害者側から話を聞いて知っているだけだと思われます。
加害者のカウンセリングをしているところもあるようですが、カウンセリングを受けようとしている時点で、その加害者のモラハラレベルは高くないと言えます。
真のモラハラ加害者は、自分が相手を苦しめている自覚がありませんから、カウンセリングを受けようとするわけがありません。
私は、これまで取り扱った数百件以上の離婚事件を通じて、実際にモラハラ夫・妻と対峙してきました。
その経験を通じて、普通の人とは異なる行動・思考をするモラハラ夫・妻を観察し、行動予測や思考予測をしてきました。
それにより、モラハラ夫・妻に共通する習性を理解するに至りました。
これは、一般的なカウンセラーにはない強みだと考えています。

弁護士 松平幹生(神奈川県弁護士会所属)

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