モラハラコラム
弁護士でもモラハラ加害者の心理を理解していない人が多い
先日、モラハラ被害者の方の法律相談をしていた時、次のような話がありました。 その方は、配偶者からのモラハラを苦にして離婚を進めようとしていたのですが、相手が離婚に応じずに困っていました。 その状況で、別の弁護士に相談し、「どうして相手は離婚に応じないのか」と質問したところ、その弁護士が、「相手の気持ちはあなたの方がよく... 続きはこちら≫
モラハラ加害者は、攻撃すると気持ちいいから攻撃する
モラハラ加害者は、配偶者が悪いことをしたからではなく、攻撃すると気持ちいいから、攻撃します。そういう意味で、学校などにおけるいじめと構造が似ています。もっとも、妻は、好きで結婚した夫からいじめを受けるなんて思ってもいません。そのため、最初は、自分に不満があるのだろうと考えて、改善の努力をします。しかし、その努力が実を結... 続きはこちら≫
「離婚したら死ぬ」と言うモラハラ夫
モラハラ夫は、離婚するなら死ぬ、と言うことがあります。これまでに20人以上はそういう話を聞きましたが、実際にそういう行動をとった人はいません。つまり、脅しということです。モラハラ夫は、相手の恐怖心と罪悪感を利用して相手をコントロールするのですが、死ぬというのは、罪悪感を植えつけるための脅しですね。脅しなので、実行はしま... 続きはこちら≫
モラハラ雑感
モラハラに関する雑感等を発信していきたいと思います。(記事は随時追加予定です) *Twitterでもこういった発信をしています。≫≫Twitterはこちら ☟こちらをクリックしてご覧ください ■「離婚したら死ぬ」と言うモラハラ夫 ■モラハラ加害者は、攻撃すると気... 続きはこちら≫
「こころの暴力 夫婦という密室で―支配されないための11章」イザベル ナザル=アガ
アマゾンで「モラハラ」のキーワードで検索すると、「マニュピレーター」に関する本が出てきます。マニュピレーターという言葉はあまり耳慣れない言葉ですが、「操る人」というような意味です。このマニュピレーターは、モラハラ加害者そのものです。この本にも、モラハラという言葉は出てきませんが、この本で問題にしているマニ... 続きはこちら≫
ジャイアンとのび太の関係で考えるとモラハラ状況がわかりやすい
1 モラハラ状況は理解しにくい モラハラ状況は、普通の人には理解しにくいです。 モラハラを受けている人は、どうして自分がこんなに苦しい状況に置かれているかわからないと感じますし、モラハラ加害者に対して「わけがわからない人物」という印象を持ちます。 このような状況を理解するのに、ジャイアンとのび太の関係で考えると、見えて... 続きはこちら≫
モラハラ加害者は他人の痛みがわからない
モラハラ加害者のパーソナリティ モラハラ加害者のパーソナリティとして、外せない点に、「他人の痛みがわからない」という点があります。 モラハラ加害者は、話を聞いている限り、「他人の痛みを感じる」という感覚が乏しいように感じます。 多くの人は、他人に対して、怒鳴ったり、「死ね」といった辛辣な暴言... 続きはこちら≫
夫婦が離婚を決意する瞬間
夫婦が離婚を決意する瞬間 以下では、どちらが先に離婚を決意したかを問題にし、相手が離婚を決意したから自分も、というのは、考慮に入れないこととします。 妻が(先に)離婚を決意するケース ①相手(夫)のモラハラがあるケース、強いとまで言えなくても(自分(妻)が不倫するケースも含む) ②相手(夫)が不倫したケース ... 続きはこちら≫
モラハラ夫は妻のことが嫌いで攻撃するのか
相談に来る妻の中には、夫は自分のことを嫌いだろうと思っている人がいます。しかし、モラハラのケースでは、夫は妻のことを嫌ってはいません。なぜそう言えるかというと、実際に妻が弁護士を立てて離婚を求めた時、夫の方は、離婚したくないという態度や、少なくとも、離婚しなくてよいという態度をとる人が大半だからです。妻としては、夫が自... 続きはこちら≫
モラハラ被害者は精神的なゴミ箱にされている?
1 悪いことをしていない妻を責めるのはなぜか 家庭内の夫婦間で起きているモラハラ状況は、妻が客観的には悪いことをしていないのに、夫が妻を責める、攻撃する、ということを繰り返す、という点が、通常の夫婦喧嘩と異なる異常な点です。 そして、もう一つの特異な点は、夫には妻を苦しめてる自覚がないという点です。 私は、この状況につ... 続きはこちら≫