モラハラコラム
加害者は、目の前に自分が気持ちよくなれる状況=相手を攻撃してよい状況があると、それに飛びつかずにはいられない
モラハラする人は、配偶者を攻撃する時、脳の中の快感に関係する領域が活性化してると考えられます。だから、同じことを繰り返すのです。やめられないのです。依存性があるという意味で、薬物やアルコールに似てると言ってよいと思います。 ここからわかることは、被害者はどんなに気をつけていても、被害に遭うということです。... 続きはこちら≫
別居後の生活のことだけ前向きに考える
当事務所では、依頼者の方には、別居後は、別居後の生活だけを考えればよい、とアドバイスしています。 離婚の問題(離婚原因や財産分与など)は、基本的に(養育費等を除き)、別居前の関係を清算するものです。 そのような過去の問題の処理は、代理人弁護士に任せてもらい、本人には、別れることになる相手のことではなく、本人にとってずっ... 続きはこちら≫
モラハラ加害者に対して、一切下手に出ない
別居した後、相手と協議しますが、その際、「離婚に応じない」という相手は、上から目線の態度、高圧的な態度をとってくることがあります。 この、高圧的な態度をとられることも、モラハラ被害者が恐れていることです。 そういった相手に対して、 当事務所ではどのような対応をとるかというと、「一切下手に出ない」という対応... 続きはこちら≫
要するに、なめてる
1 なめてる=軽視してる、軽く見てる モラハラ加害者の行動は、モラハラを受けている人からしたら、理解できないものが多いです。 ささいなきっかけから、無視する、怒鳴る、不機嫌な態度をとる、といった行動は、まともな感覚を持っているモラハラ被害者からすると、「なんで好きで結婚したのに、そんな態度をとるんだろう」と思えるものば... 続きはこちら≫
弁護士でもモラハラ加害者の心理を理解していない人が多い
先日、モラハラ被害者の方の法律相談をしていた時、次のような話がありました。 その方は、配偶者からのモラハラを苦にして離婚を進めようとしていたのですが、相手が離婚に応じずに困っていました。 その状況で、別の弁護士に相談し、「どうして相手は離婚に応じないのか」と質問したところ、その弁護士が、「相手の気持ちはあなたの方がよく... 続きはこちら≫
モラハラ加害者は、攻撃すると気持ちいいから攻撃する
モラハラ加害者は、配偶者が悪いことをしたからではなく、攻撃すると気持ちいいから、攻撃します。そういう意味で、学校などにおけるいじめと構造が似ています。もっとも、妻は、好きで結婚した夫からいじめを受けるなんて思ってもいません。そのため、最初は、自分に不満があるのだろうと考えて、改善の努力をします。しかし、その努力が実を結... 続きはこちら≫
「離婚したら死ぬ」と言うモラハラ夫
モラハラ夫は、離婚するなら死ぬ、と言うことがあります。これまでに20人以上はそういう話を聞きましたが、実際にそういう行動をとった人はいません。つまり、脅しということです。モラハラ夫は、相手の恐怖心と罪悪感を利用して相手をコントロールするのですが、死ぬというのは、罪悪感を植えつけるための脅しですね。脅しなので、実行はしま... 続きはこちら≫
モラハラ雑感
モラハラに関する雑感等を発信していきたいと思います。(記事は随時追加予定です) *Xでもこういった発信をしています。≫≫Xはこちら ☟こちらをクリックしてご覧ください ■「離婚したら死ぬ」と言うモラハラ夫 ■モラハラ加害者は、攻撃すると気持ちいいから攻撃する ... 続きはこちら≫
「こころの暴力 夫婦という密室で―支配されないための11章」イザベル ナザル=アガ
アマゾンで「モラハラ」のキーワードで検索すると、「マニュピレーター」に関する本が出てきます。マニュピレーターという言葉はあまり耳慣れない言葉ですが、「操る人」というような意味です。このマニュピレーターは、モラハラ加害者そのものです。この本にも、モラハラという言葉は出てきませんが、この本で問題にしているマニ... 続きはこちら≫
ジャイアンとのび太の関係で考えるとモラハラ状況がわかりやすい
1 モラハラ状況は受けている本人でも理解しにくい モラハラ状況は、普通の人には理解しにくいです。 モラハラを受けている人は、どうして自分がこんなに苦しい状況に置かれているかわからないと感じますし、モラハラ加害者に対して「わけがわからない人物」という印象を持ちます。 このような状況を理解するのに、ジャイアンとのび太の関係... 続きはこちら≫