財産分与として自宅不動産を受け取り、年金分割の按分割合を0.5とする内容の調停離婚が成立した事例(横浜市港北区)


性別 年齢 相手年齢 職業 相手職業
女性 50代 60代 専業主婦・無職 専業主婦・無職




 

離婚請求 同居中か別居中か 原因 未成年の子ども 手続き
求めた 別居中
(1年10か月)
相手が出た
モラルハラスメント・精神的虐待・暴言 なし 調停



 

争点
  ■財産分与
   ・金融資産
    (預貯金・保険・株式等)
   ・不動産
   ・その他(企業年金) 

 

 

 

 

 

 


事案


ご相談者である妻は、夫から無視されるなどのモラハラを受け、離婚意思を生じ、それを夫に伝えました。
すると、夫は、自宅を出て別居したうえで、離婚調停を申し立ててきました。
財産の規模も大きく、ご自身で調停を進めることは困難と考え、横浜港北法律事務所の法律相談にお越しになりました。

 


解決

 

財産分与として自宅不動産を受け取り、年金分割の按分割合を0.5とする内容の調停離婚が成立しました。

 

財産分与
弁護士介入前 提示なし

弁護士介入後

自宅不動産を受け取る








弁護士の視点

 

本件では、主に財産分与が問題になり、夫から、夫名義の財産が開示されました。

 

当初は夫に弁護士がついていなかったこともあり、別居前に返済した借金を夫の財産から控除するなど、おかしな主張が多数見られましたので、これに対しては、理論的に反論しました。
また、未開示の財産が多数あったことから、これも的確に指摘し、開示されました。

 

そのようにしているうちに、夫に弁護士がつきました。
財産分与の話は、相手に弁護士がついた方がスムーズに進みやすいです。

 

最終的には、ご相談者が希望していた3000万円近い自宅の名義移転を受けることとなり、ご相談者が満足する結果となりました

 

 

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弁護士 松平幹生(神奈川県弁護士会所属)

当事務所は、離婚に特化し、離婚問題全般に力を入れていますが、中でも、モラルハラスメントの問題の解決に積極的に取り組んでいます。 離婚で相談にお越しになる方の中には、モラルハラスメントで苦しんでいる方が多くいらっしゃいますが、そのような方が、その苦しみから解放されて自由になるため、力になりたいと思っています。 当サイトにはじめてアクセスされた方はまずはこちらをお読みください。 弁護士紹介/ パートナーと離婚したい方へ/ パートナーに離婚したいと言われた方へ
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