離婚には応じないと主張していたモラハラ夫と、約8か月で調停離婚が成立した事例(横浜市青葉区)
依頼者:50代・女性 職業:パート
婚姻期間:29年 子:19歳
婚姻期間:29年 子:19歳
【ご依頼の経緯】
依頼者は、夫からの自分や子に対する暴言や暴力に、長年の間悩んでいました。依頼者は、普段から、なるべく夫の機嫌を損ねないように注意し、夫の支配欲や自己中心的な態度に我慢しながら過ごしてきたのですが、特に、夫からの子に対する暴言や暴力がエスカレートし、耐えられなくなった依頼者は、離婚を前提に夫との別居を決意し、当事務所に依頼されました。
依頼者は、夫からの自分や子に対する暴言や暴力に、長年の間悩んでいました。依頼者は、普段から、なるべく夫の機嫌を損ねないように注意し、夫の支配欲や自己中心的な態度に我慢しながら過ごしてきたのですが、特に、夫からの子に対する暴言や暴力がエスカレートし、耐えられなくなった依頼者は、離婚を前提に夫との別居を決意し、当事務所に依頼されました。
【受任後の活動】
夫には、自分が依頼者や子を苦しめていたという自覚がなく、離婚には応じないと主張していたため、離婚成立までには時間を要することが見込まれました。
そこで、当事務所は、夫と直接面談し、離婚交渉を開始しました。その中で、依頼者の離婚意思が固いことを、夫に対して粘り強く伝えました。
同時に、婚姻費用分担調停を申し立て、第1回目の調停で、月額11万円の婚姻費用を受け取る内容の調停が成立しました。
夫には、自分が依頼者や子を苦しめていたという自覚がなく、離婚には応じないと主張していたため、離婚成立までには時間を要することが見込まれました。
そこで、当事務所は、夫と直接面談し、離婚交渉を開始しました。その中で、依頼者の離婚意思が固いことを、夫に対して粘り強く伝えました。
同時に、婚姻費用分担調停を申し立て、第1回目の調停で、月額11万円の婚姻費用を受け取る内容の調停が成立しました。
【結果】
離婚交渉開始後約8か月で、養育費として月額10万円を子の大学卒業まで受け取り、財産分与として260万円及び学資保険の保険金全額を受け取る内容の調停離婚が成立しました。
離婚交渉開始後約8か月で、養育費として月額10万円を子の大学卒業まで受け取り、財産分与として260万円及び学資保険の保険金全額を受け取る内容の調停離婚が成立しました。
【解決のポイント】
婚姻費用分担調停を早期に成立させたことにより、依頼者の別居中の経済的な不安を軽減できました。
また、離婚を拒否していた夫との面談の機会を設け、交渉の中で、依頼者の今までの苦しみや、依頼者の離婚意思が固いこと等を粘り強く伝えたことにより、夫は離婚に応じ、依頼者にとって有利な条件で離婚が成立しました。
婚姻費用分担調停を早期に成立させたことにより、依頼者の別居中の経済的な不安を軽減できました。
また、離婚を拒否していた夫との面談の機会を設け、交渉の中で、依頼者の今までの苦しみや、依頼者の離婚意思が固いこと等を粘り強く伝えたことにより、夫は離婚に応じ、依頼者にとって有利な条件で離婚が成立しました。
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弁護士 松平幹生(神奈川県弁護士会所属)
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