財産分与として６００万円、算定表上適正な金額の養育費を受け取り、年金分割の按分割合を０．５とする内容の調停離婚が早期（６カ月）に成立した事例（横浜市都筑区）
| 性別 | 年齢 | 相手年齢 | 職業 | 相手職業 |
|---|---|---|---|---|
| 女性 | ３０代 | ３０代 | 給与所得者 （会社員・公務員・パート・アルバイト等） |
給与所得者 （会社員・公務員・パート・アルバイト等） |
| 離婚請求 | 同居中か別居中か | 原因 | 未成年の子ども | 手続き |
|---|---|---|---|---|
| 求めた | 同居中 | モラルハラスメント・精神的虐待・暴言 | あり | 調停 |
| 争点 |
|
■養育費 |
事案
ご相談者である妻は、セックスレスの他、自宅から閉め出される、出て行けと言われるなどの夫からのモラルハラスメントが原因で、離婚意思を生じました。
夫に不貞を疑われ、話が通じないことから、横浜あおい法律事務所の法律相談にお越しになりました。
解決
養育費として月額８万円、財産分与として６００万円を受け取り、年金分割の按分割合を０．５とする内容の調停離婚が成立しました。
| 養育費 | 財産分与 | |
|---|---|---|
| 弁護士介入前 | 提示なし | 提示なし |
| 弁護士介入後 |
月額８万円 |
６００万円を受け取る |
弁護士の視点
弁護士が受任した後も、夫は不貞を疑い、離婚の話にすぐには入れませんでした。
夫から面談の申し入れがありましたが、不貞を疑っているという話になり、離婚の話が進まないことが目に見えていましたので、面談は断りました。
その上で、夫は必ずしも離婚を否定していなかったことから、妻が考えている離婚条件を書面で伝えました。
夫がそれでも離婚の話に入ろうとしなかったので、離婚調停を申し立てました。
夫は、調停でも不貞のことを言い続けましたが、離婚は否定していなかったので、夫からの具体的な支払い金額の話に進むことができました。
不動産の評価額に争いがあったので、金額の調整をし、夫が６００万円を支払うという形で、１回目の調停で離婚が成立しました。
早期解決を望んでいたご相談者にとって、満足する結果となりました。
本件は、夫が離婚を否定していないものの、不貞を疑って話が進まないという特殊な事案でしたが、具体的な条件を提示したり、調停を申し立てたりと、こちらのペースでどんどん話を進めたことにより、早期解決が実現できた事例です。
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弁護士 松平幹生(神奈川県弁護士会所属)
当事務所は、離婚に特化し、離婚問題全般に力を入れていますが、中でも、モラルハラスメントの問題の解決に積極的に取り組んでいます。
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