夫のモラハラから抜け出して離婚へ|支配(洗脳)されないための3つのメンタル対策

1 【思考停止を防ぐ】モラハラ夫ではなく「自分の感情」に意識を集中する

威嚇されたときの恐怖反応と脳のしくみ(扁桃体のハイジャック)

モラハラ加害者が、大声を出す、物音を立てる、不機嫌になるといった攻撃をしてきたら、恐怖を感じるのは当然のことです。

 

被害者は、脳の中で、思考をつかさどる前頭前野より先に扁桃体が反応してしまい、戦うか、逃げるか、すくむか、という状態となります。

 

冷静な判断を奪う加害者の狙い

モラハラ被害者は通常、戦う、という状態にはなりません。
恐怖が大きすぎると、逃げる、すくむ、という反応になってしまいます。
そして、冷静に思考できなくなります。

 

被害者は通常、攻撃されるような悪いことをしていませんので、冷静に思考することさえできれば、「私は悪くない。悪いのはこの人だ。だから怖がらなくていいんだ」と判断できます。

 

しかし、被害者は、冷静に思考できないので、この判断ができません。
加害者は、被害者を支配するために、この「冷静に思考できない」状態を利用しているのです。

 

「私は悪くない」自分の直感と感情にだけ集中して支配を断つ

これを防ぐためには、加害者が攻撃してきた時、「私は悪くない。悪いのはこの人だ」という自分の感情、直感にフォーカスすることが大事です。
もうこの世に自分のその感情しか存在していないというくらい、自分の感情だけに意識を集中します。

 

相手ではなく、いわば、自分の感情に支配されてるような状態です。

 

そうすれば、加害者からの支配を受けにくくなります。

 

2 【自分を責めない】「自己愛」を取り戻して夫のコントロールを遮断する

「いい人」ほど注意?モラハラ被害者が陥りがちな「自分への愛情不足」

フランスの心理療法家のイザベル・ナザル・アガという人が、その本の中で、被害者はもともと自分に対する愛情に欠けているところがあると指摘しています。

 

自分に対する愛情がどのくらいあるかは、普段あまり意識しないと思いますが、モラハラ被害者は、いわゆる「いい人」が多く、他人に気を遣うタイプが多いので、そういう人を指して、自分に対する愛情に欠けていると表現したのだと思われます。

 

加害者の顔色伺ってしまうのはあなたのせいではない

モラハラ加害者が不機嫌になると、加害者の顔色ばかり伺ってしまい、自分の気持ちは二の次になってしまうという人も多いのではないかと思います。

 

もちろんこれは、加害者が被害者の扁桃体をハイジャックすることで被害者の判断力を失わせてることによるものですから、被害者に非はありません。

 

納得いかない感情を尊重し、自分を「よしよし」して大切にする 

しかし、自分に対する愛情を強く持とうと意識することで、加害者によるコントロールから逃れることができます。

 

加害者が理不尽に不機嫌になっている時、加害者の顔色を伺うのではなく、理不尽な不機嫌に納得していない自分の気持ちに意識を集中し、その気持ちを尊重してあげて、ということです。

 

被害者は、「理不尽な攻撃を受けている自分がかわいそう」と、自分を「よしよし」してあげて、自分に愛情をかけてあげることで、加害者に意識が向かわなくなり、コントロールを受けにくくなります。

 

3 【一人反省会をやめる】キレる夫の原因分析・顔色伺いを今すぐ捨てる

突然怒り出すモラハラ夫とピリピリした家庭環境の苦痛

穏やかに過ごしていたのに、モラハラ加害者が急にキレて、その後不機嫌状態が長時間続き、家庭内がピリピリした空気になる。

 

モラハラ家庭で定期的に生じている状況ですが、モラハラ被害を受けている人にとっては、耐えがたい苦痛の時間です。

 

「何が悪かったの?」自分を責める一人反省会は無意味

被害者は、「何が悪かったんだろう」と自分の言動を振り返り、「ああすればよかった」などと考えてしまいます。

 

また、被害者は、「何であんなことであの人は怒るんだろう」と相手のことをあれこれ考えてしまいます。
相手の性格の分析までする人もいます。

 

そうして「一人反省会」を開いて分析を終え、それを次に生かすことで、その後加害者がキレることがなくなれば反省会を開いた意味はあります。

 

キレる理由・不機嫌の背景は「支配欲」|相手のことを考えるのを止める

しかし、モラハラ加害者は、単に支配したいという欲求でキレていますから、キレるきっかけは何でもよく、被害者が気を付けたところで、キレるのを止めることはなかなかできません。

 

どうせキレるのを止められないのであれば、時間の無駄なので、加害者のことを考えるのをやめてしまいましょう。

 

「この人はキレたくてキレてるだけだ。理由なんかないんだ」と決めつけて、とにかく加害者のことを考えないようにするのがよいです。

 

加害者は、自分がキレると被害者が加害者のことばかり考えてしまう性格であることを本能的に理解し、支配するために利用しています。

 

ですから、加害者のことを考えないようにした方が、支配は受けにくくなります。

 

4 まずはご相談ください

私は、これまで、350件以上のモラハラ案件の依頼を受け、実際に300人以上のモラハラ加害者と対峙し、10年以上にわたりモラハラを分析してきました。
それにより、モラハラ加害者の特性を完全に理解しています。

 

また、これまでに1500人以上のモラハラ被害者の相談に乗り、実際にその悩みを解決してきました。

 

当事務所では、離婚に至る過程でのストレスを最小限にすることを目指しています。

 

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弁護士 松平幹生(神奈川県弁護士会所属)

当事務所は、離婚に特化し、離婚問題全般に力を入れていますが、中でも、モラルハラスメントの問題の解決に積極的に取り組んでいます。 離婚で相談にお越しになる方の中には、モラルハラスメントで苦しんでいる方が多くいらっしゃいますが、そのような方が、その苦しみから解放されて自由になるため、力になりたいと思っています。 当サイトにはじめてアクセスされた方はまずはこちらをお読みください。 弁護士紹介/ パートナーと離婚したい方へ/ パートナーに離婚したいと言われた方へ
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