モラハラチェックリスト

モラハラの被害者の方は、加害者から執拗に責められ続けるため、自分が被害者であることの自覚がない場合があります。 また、モラハラは、一つ一つの言動は、殴る・蹴るなどのDVの場合と比べて、それほど酷くはありません。 そのため、モラハラかどうかの診断は難しい場合が多くあります 以下、モラハラのチェックリストをご紹介しますので、ご自身のケースに当てはまるかをご確認ください。

モラハラ夫のチェックリスト

1.出された食事が気に入らない時、別の物を食べる
2.「こんなことも分からないのか?」と言う
3.体調が悪くても、妻なんだから家事はすべきという態度に出る
4.言い訳、反論されると「俺をそうさせたお前が悪い」となんでも人のせいにする
5.家の中がきちんと片付いていないと不完全なところを探し「一体毎日何をしているのか」と皮肉、嫌味を言う
6.妻の前でため息や舌打ちをする
7.「誰のお陰で生活できるんだ」と言う
8.自分の買い物には甘いくせに、妻の買い物には厳しく目を光らせる
9.休みの度に、家族で自分の実家に帰るが、妻の実家には寄りつかない
10.生活費を入れない
11.ちょっとしたきっかけでキレる
12.キレた後、無視する
13.不機嫌オーラを出す
14.どなる
15.理屈っぽく問い詰める
16.ドアをバタンと閉めたり、床をドンドンと踏み鳴らす
17.悪いところを指摘すると、「お前だって」と争点を転換する
18.ひどいことを言っておきながら自覚がない
19.家の中の物を投げる
 

モラハラ被害者チェックリスト

1.長期間、無視されたことがある
2.「夫の言うことは、絶対」と自分に言い聞かせ、たとえ間違っていると思っても、それを指摘できない
3.「夫が帰ってくる」と思ったら、恐怖心から心臓がドキドキする
4.夫の不機嫌な態度が怖くて、怒らせないよう、常に気を遣っている
5.セックスを自分から断ることができない
6.夫を怒らせないように、機嫌を損なわないようにと、子どもの行動まで制限してしまう
7.生活費が足りなくなると、自分の貯金を取り崩す事がある
8.新しい服を買ったことがない
9.どんな酷い仕打ちをされても、「自分が我慢すればいいのかな」と思っている
10.結婚してから、自分の友人に会ったり、趣味を楽しむことがなくなった
11.相手が悪いという確信が持てず、「自分が悪いかもしれない」と考える傾向にある
12.自分が改善することで夫婦関係を良くしようという努力を繰り返す、本来ポジティブな性格である
13.夫の顔色を気にして、自分がしたいことを制限してしまう
14.たまに反論して喧嘩になったとき、相手と対立する状態が長く続くことに耐えられない性格である


どれかひとつでも当てはまったらあなたはモラハラを受けている可能性があります。

モラルハラスメントの被害者は「私が間違っている」、「私が悪い」と思って我慢している方が多いのですが、まずは自分が被害者だということに気付くことが重要です。
我慢していても、それが苦痛となってしまいます。

モラルハラスメントはどんどんエスカレートしていきます。モラルハラスメントの被害にあわれている方は、一人で悩まず、まずは当事務所までご相談下さい。

The following two tabs change content below.
アバター

弁護士 松平幹生(神奈川県弁護士会所属)

当事務所は、離婚に特化し、離婚問題全般に力を入れていますが、中でも、モラルハラスメントの問題の解決に積極的に取り組んでいます。 離婚で相談にお越しになる方の中には、モラルハラスメントで苦しんでいる方が多くいらっしゃいますが、そのような方が、その苦しみから解放されて自由になるため、力になりたいと思っています。 当サイトにはじめてアクセスされた方はまずはこちらをお読みください。 弁護士紹介/ パートナーと離婚したい方へ/ パートナーに離婚したいと言われた方へ
モラハラ離婚で弁護士をつけるべき理由タイミング
モラハラ離婚で弁護士をつけるべき理由タイミング