【夫のモラハラ・激怒に悩む妻へ】なぜ理不尽にキレるのか?理由と今すぐできる対処法

1 夫の急な激怒にパニック…モラハラへの対処が遅れてしまう理由

予測不能な激怒で妻の脳がパニックに陥る仕組み

モラハラは、被害者のちょっとした言動をきっかけに発生することが多いです。
例えば、被害者の家事が不十分というきっかけで加害者が急にキレだしたとします。

 

被害者としては、少し文句を言われるくらいであれば予測の範囲内です。

ところが、急に激しくキレだしたとしたら、「えっ?えっ?」となり、動揺します。

 

家事が不十分なことがきっかけであることはわかっても、被害者はそこまで強くキレられる理由はないため、脳の理解が追いついていない状態になります。

 

そのため、被害者は、脳がパニックになり、扁桃体が反応し、呼吸が浅くなる、心拍数が上昇するといった体への影響も生じ、冷静に考えることができない状態となります。

 

理不尽な攻撃へ素早く対処する心構え

予測範囲内の出来事であれば脳は対処できますが、予測範囲外の出来事が起きる結果、脳が正常に反応できなくなってしまう、ということです。

 

時間が経ってから考えれば、「そんなにキレられるほど悪いことしたか?」と冷静に捉えられることも多いです。
しかし、その時には既に脳の支配を受けてしまったあとですから、対処が遅すぎる、ということになります。

 

そうならないためには、常に警戒を怠らないことと、相手が攻撃してきた時、「これは理不尽な攻撃だ」という自分の直感を信じて瞬時に脳が対処することが大事です。

 

2 妻が悪いわけではない!モラハラ夫が理不尽に攻撃してくる本当の心理

モラハラ夫の暴言・攻撃は「依存症と同じ欲求」によるもの

モラハラ加害者は、被害者が悪いことをしていなくてもキレて攻撃します。
被害者がキレるきっかけ程度は作っていることが多いですが、そのきっかけに見合わないくらい激しくキレます。

 

これは、加害者には、アルコール依存症の人が酒を飲みたい欲求と同じように、攻撃したくなってしまうという欲求があるからです。
他人を攻撃して優位に立った気になって気持ちよくなった経験から、また同じように気持ちよくなりたいという欲求が生じるのです。

 

被害者が何らかのきっかけとなる行動をしたら、モラハラ加害者は、「やった!これを理由にしてキレることができる」と感じます。

まるでアルコール依存症の人が酒を目の前にした時のように、攻撃したくなってしまうのです。

 

「自分が悪い」と責めないでよい。原因は夫の歪んだ欲求にある

このように、モラハラ加害者が攻撃するのは、加害者自身がもともと持っている欲求によるものであり、被害者には原因はありません。

 

ですから、被害者は、加害者がキレても、自分が悪いと感じる必要はありません。


むしろ、理不尽な攻撃に対して納得できない気持ちが生じる方が正常な反応と言えます。

 

3 モラハラ夫の「支配欲・全能感」を挫き、攻撃を弱める実践的な対処法

モラハラ夫が求める「全能感」と脅迫的な支配の手口

アメリカで拳銃を撃ったことがある日本人が、拳銃を持っていると全能感を感じたと言っていました。
モラハラ加害者が被害者に対して抱く感覚もこれに似ているかもしれません。

 

モラハラ加害者が被害者を攻撃する動機は、支配したい欲求や優位に立ちたい欲求にありますが、これらの欲求は、全能感と言い換えてもよいと思います。
相手がうさぎのようにビクビクして下手(したて)に出て逃げ回っているのを見ると、自分が状況を完全にコントロールしている感覚、つまり全能感を得られます。

 

拳銃を持った時のような全能感を得るのは誰にとっても気持ちいいことかもしれませんが、それを重視して執拗に追い求めるのが加害者の習性と言えます。

 

加害者は、大きな声を出したり、不機嫌になるなどの方法で、被害者の脳に脅威として認識させ、被害者に恐怖心を生じさせ、ビクビクして逃げたくなるような心理に追い込みます。

それにより、自分が圧倒的に優位に立ち、状況をコントロールしているという全能感を得るのです。

 

ビクビクしない姿勢がカギ!夫のモラハラ攻撃を減らす効果的な態度

そのため、加害者に対してビクビクして下手(したて)に出ると、攻撃を助長してしまうと考えた方がよいです。
加害者が恐怖心を刺激してきた時に、最初からビクビクしないように対処するのは難しいかもしれませんが、表面上だけでもビクビクせず堂々とすることを心掛けるだけでも、攻撃を弱める効果があります。

 

4 まずはご相談ください

私は、これまで、350件以上のモラハラ案件の依頼を受け、実際に300人以上のモラハラ加害者と対峙し、10年以上にわたりモラハラを分析してきました。
それにより、モラハラ加害者の特性を完全に理解しています。

 

また、これまでに1500人以上のモラハラ被害者の相談に乗り、実際にその悩みを解決してきました。

 

当事務所では、離婚に至る過程でのストレスを最小限にすることを目指しています。

 

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弁護士 松平幹生(神奈川県弁護士会所属)

当事務所は、離婚に特化し、離婚問題全般に力を入れていますが、中でも、モラルハラスメントの問題の解決に積極的に取り組んでいます。 離婚で相談にお越しになる方の中には、モラルハラスメントで苦しんでいる方が多くいらっしゃいますが、そのような方が、その苦しみから解放されて自由になるため、力になりたいと思っています。 当サイトにはじめてアクセスされた方はまずはこちらをお読みください。 弁護士紹介/ パートナーと離婚したい方へ/ パートナーに離婚したいと言われた方へ
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