不倫した夫が離婚請求してきたのに対し、婚姻費用月額41万円で調停が成立した事例(藤沢市)
依頼者:60代・女性 職業:経理
婚姻期間:40年 夫:医師 子:39歳、37歳
【ご依頼の経緯】
医師である夫が不倫して、自宅を出て行った上で、離婚を求めてきました。
依頼者は、離婚に応じる意志がなく、対応に困って、当事務所に依頼されました。
【受任後の活動】
夫が離婚調停を申し立ててきたのですが、離婚については拒否しました。
当方からは、婚姻費用の協定を申し立てました。夫の年収が5,000万円以上あり、不動産賃貸収入もあったことから算定表による婚姻費用の算出はできませんでした。
【結果】
算定表作成の基になった考え方まで遡って詳細に主張立証を展開した結果、月額41万円という比較的高額な婚姻費用の調停を成立させるにいたりました。
【解決のポイント】
算定表にあてはめて単純に婚姻費用の金額が出せない事案だったのですが、その基になる考え方まで遡って、計算すれば、具体的な金額は出すことができます。
これを詳細に主張立証することで、算定表の上限を超える婚姻費用の合意を得ることができました。
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弁護士 松平幹生(神奈川県弁護士会所属)
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