離婚に応じなかった夫と早期(2カ月)に協議離婚が成立した事例(埼玉県)
性別 | 年齢 | 相手年齢 | 職業 | 相手職業 |
---|---|---|---|---|
女性 | 40代 | 50代 | 専業主婦・無職 | 給与所得者 (会社員・公務員・パート・アルバイト等) |
離婚請求 | 同居中か別居中か | 原因 | 未成年の子ども | 手続き |
---|---|---|---|---|
求めた |
別居中(8か月) |
モラルハラスメント・精神的虐待・暴言 | なし | 協議 |
争点 |
■相手が離婚に応じない ■その他(年金分割) |
事案
ご依頼者は、夫と離婚をしたいとのことで、ご相談にお越しになりました。
ご依頼者は、夫から離婚届を渡されたため、離婚に応じると言ったところ、今度は夫が離婚に応じないと言い始めました。実際は、夫が離婚したいというのは本気ではなく、離婚したいのはご依頼者の方でした。当人同士で話合いをしましたが、夫は一向に離婚に応じなかったため、当事務所にご依頼されました。婚姻期間が短く、共働きで、双方の有している財産に大きな差はなかったため、財産分与は問題になりませんでした。
解決
協議離婚が成立し、年金分割に関しては按分割合を0.5とする内容の審判が下りました。
離婚 | 年金分割 | |
---|---|---|
弁護士介入前 | 応じない | 提示なし |
弁護士介入後 |
協議で離婚が成立 |
按分割合を0.5とする審判が確定 |
弁護士の視点
弁護士介入後、夫がなかなか離婚に応じないと予想されることから、婚姻費用調停を申し立てました。婚姻費用の支払いを免れたい夫は、早期に離婚に応じることとなり、受任から2か月ほどで離婚届を提出するに至りました。
年金分割に関しては、夫が分割を拒否していたため、離婚後に審判を申し立てました。
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弁護士 松平幹生(神奈川県弁護士会所属)
当事務所は、離婚に特化し、離婚問題全般に力を入れていますが、中でも、モラルハラスメントの問題の解決に積極的に取り組んでいます。
離婚で相談にお越しになる方の中には、モラルハラスメントで苦しんでいる方が多くいらっしゃいますが、そのような方が、その苦しみから解放されて自由になるため、力になりたいと思っています。
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