モラハラ夫と、年金分割の按分割合を0.5とする内容の協議離婚が早期(2か月)に成立した事例(横浜市泉区)


性別 年齢 相手年齢 職業 相手職業
女性 40代 60代 給与所得者
(会社員・公務員・パート・アルバイト等)
給与所得者
(会社員・公務員・パート・アルバイト等)




 

離婚請求 同居中か別居中か 原因 未成年の子ども 手続き
求めた 同居中
モラルハラスメント・精神的虐待・暴言
なし 協議



 

争点
 ■その他(年金分割)

 

 

 


事案


本件は、25年連れ添った夫婦の離婚の事案です。子どもが独立し、その後、ご依頼者が離婚を申し入れました。
その理由は、夫から、大声で怒鳴られる、勢いよくドアを閉められたりする、ご依頼者が収入を得られないことをバカにされる、夫の母親の介護をご依頼者に丸投げされる等のモラハラでしたが、ご依頼者は、嫌だと思いながらも、子どもがいるので、ずっと我慢してきました。
夫と直接話すのに恐怖心があるということから、横浜港北法律事務所の無料相談にお越しになり、弁護士を代理人としてつけることを依頼しました。

 


解決


年金分割の按分割合を0.5とする内容の協議離婚が成立しました。

 

年金分割
弁護士介入前 提示なし

弁護士介入後

按分割合を0.5とする内容で合意








弁護士の視点


別居した時点では、夫に離婚意思はなかったと思われますが、早い段階で、夫は離婚に応じる姿勢を見せました。
弁護士をつけたことで本気度が伝わったこと、受任通知に離婚したい理由が伝わるような書き方をしたこと、婚姻費用の請求をしたこと等が、功を奏したと思われます。
財産分与については、夫に財産を開示させたうえで、プラスの財産が乏しいことを確認して、財産分与なしで決着しました。それを確認するのに、1カ月とかからず、スピーディーに進めることができました。
別居から離婚成立まで、2か月という早期に決着しました。
ストレスがかかる離婚事件においては、早期に解決するということも重要な要素の一つです。

 

 

The following two tabs change content below.
アバター

弁護士 松平幹生(神奈川県弁護士会所属)

当事務所は、離婚に特化し、離婚問題全般に力を入れていますが、中でも、モラルハラスメントの問題の解決に積極的に取り組んでいます。 離婚で相談にお越しになる方の中には、モラルハラスメントで苦しんでいる方が多くいらっしゃいますが、そのような方が、その苦しみから解放されて自由になるため、力になりたいと思っています。 当サイトにはじめてアクセスされた方はまずはこちらをお読みください。 弁護士紹介/ パートナーと離婚したい方へ/ パートナーに離婚したいと言われた方へ
モラハラ離婚で弁護士をつけるべき理由タイミング
モラハラ離婚で弁護士をつけるべき理由タイミング