夫のモラハラで離婚したい…子どもや周囲の反応・支配手口と対処法

1 モラハラ夫の味方になることも?子どもへの深刻な心理影響と対処法

モラハラ家庭の子どもは「加害者タイプ」に育ってしまうこともあり得る

両親の一方が他方への理不尽な攻撃を繰り返す。
その光景を見た子どもは、加害者の親を憎み、被害者の味方になってくれるでしょうか。

 

残念ながら、そうとは限りません。

モラハラ家庭の子どもが加害者タイプか被害者タイプのどちらかに育つかというと、割合としては被害者タイプに育つ子の割合が多いですが、加害者タイプに育つ子もかなりの割合でいます。

 

攻撃される親を憎む心理と「加害者との同一化」

子どもは、一方の親が他方の親への攻撃を繰り返すことに耐えられません。

 

その場合に、必ずしも加害者側の親を憎むとは限りません。
攻撃から身を守れない弱い親を憎むようになることもあり得ます。
「弱いから攻撃されるんだ、その結果、家庭の居心地が悪くなるんだ」と捉える子どももいるのです。
加害者である親と同一化することで自分の安全性を確保しようという心理の表れとも言えます。

 

対立を恐れない子どもの性格と親が取るべき態度

加害者タイプの子どもは、加害者タイプの親がそれほど怖くありません。
加害者タイプの人は、相手がキレても、自分が悪いことをしていなければ、「はあ?私何も悪いことしてませんけど」と感じるだけです。
その後相手の不機嫌が続き、気まずい対立状態が続いても、それほど気になりません。
加害者タイプの人は、対立状態が苦にならない性格なのです。
被害者タイプの親からすれば、配偶者からは攻撃されたうえ、子どもからも憎まれるという、まさに踏んだり蹴ったりの状況になります。

 

こうならないためには、必要以上にビクビクしない態度が必要となってきます。

 

2 なぜモラハラ被害は周りに理解されない?

友人に相談しても伝わらない「普通の夫婦喧嘩」との決定的な違い

配偶者にキレられた話を友人にしても、その辛さがうまく伝わらなかったことはありませんか。
「うちもこの間さあ‥」などといって、配偶者の愚痴大会になってしまい、「いや、うちはそんな軽い感じじゃないんだけど」と感じたり、もしくは「ああ、他の家も多かれ少なかれあるもんなんだ」と感じたりしたことはないでしょうか。

 

モラハラと普通の夫婦喧嘩は、区別が難しいです。
配偶者がキレた、という部分だけを取り出せば、普通の夫婦喧嘩と起きていることは同じです。
だから、モラハラは他人に理解されにくいのです。

 

周囲に伝わりにくいモラハラ加害者の特徴

普通の夫婦喧嘩と区別されるモラハラの特徴は、激しくキレられるほど被害者は悪いことをしていないといった点、加害者に相手を苦しめてる自覚がないといった点、加害者は優位に立つことに喜びを感じているといった点にあります。
こういった抽象的なことは、他人に話しても、なかなか理解されにくいです。

 

しかし、中には、「それって、モラハラじゃない?」などと深刻に受け止めて忠告してくれる人もいるようです。
そういう人は、もともと洞察力が優れているか、モラハラについて考えたことがある人だと思われます。

もし、そういう友人がいたら、真の友人ということができますから、大切にした方がよいでしょう。

 

孤立して悩みを抱え込んだらモラハラ専門家へ

回りにそういう人がいない場合、誰からも理解されない、親からも理解されない、ということもあり得ます。
そうなると、辛い状況に陥ってしまいます。
「自分の悩みは大したことないのではないか」と考えてしまう人もいます。

 

そのような場合には、モラハラの専門家に相談することで、自分の置かれた状況を理解することができるようになります。

 

3 妻を孤立させる「囲い込み」とは?

実家や友人との関係を断ち切ろうとする「囲い込み」の手口

モラハラ加害者は、配偶者に対して優位に立とう、支配的立場にいようという強い欲求を常に持っていて、その立場が脅かされないように先回りして行動します。

 

典型的な例としては、被害者の親の悪口を言ったり、実家に帰るのを嫌がったりといった行動です。
加害者は、被害者の親が介入してくると自分の優位な立場が脅かされるかもしれないと考えるからです。

このように第三者を遠ざけて配偶者を孤立させることを「囲い込み」と言います。
配偶者からすれば、何でそんなことをするのか不思議に思うかもしれませんが、自分が優位な立場を維持するための行動ということです。

 

こうした囲い込みは、配偶者の友人関係にも及ぶことがあり、飲み会で帰りが遅くなると不機嫌になるといった行動をとります。

 

子どもにまで悪口を吹き込む夫と家庭崩壊の危険性

また、囲い込みが子どもにまで及び、子どもに被害者の悪口を吹き込む加害者もいます。

 

被害者は、いわゆる「いい人」が多く、自分の配偶者である加害者の悪口を言うのを躊躇しがちなのですが、囲い込みが進めばいずれは家庭が崩壊しますので、そうも言っていられません。

 

精神的自由を取り戻すための予防策

被害者が孤立して逃げられない状況になるほど、加害者の支配が及びやすくなりますから、そうならないように注意すべきです。

 

そのためには、親や友人には、折に触れて自分の状況を話しておいた方がよいです。

 

モラハラの状況を話せる相手がいるだけでも、被害者の精神の自由度が上がり、支配を受けにくくなります。

 

4 まずはご相談ください

私は、これまで、350件以上のモラハラ案件の依頼を受け、実際に300人以上のモラハラ加害者と対峙し、10年以上にわたりモラハラを分析してきました。
それにより、モラハラ加害者の特性を完全に理解しています。

 

また、これまでに1500人以上のモラハラ被害者の相談に乗り、実際にその悩みを解決してきました。

 

当事務所では、離婚に至る過程でのストレスを最小限にすることを目指しています。

 

モラハラでお悩みの方は、まずは当事務所の無料相談にお越しください。

 

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弁護士 松平幹生(神奈川県弁護士会所属)

当事務所は、離婚に特化し、離婚問題全般に力を入れていますが、中でも、モラルハラスメントの問題の解決に積極的に取り組んでいます。 離婚で相談にお越しになる方の中には、モラルハラスメントで苦しんでいる方が多くいらっしゃいますが、そのような方が、その苦しみから解放されて自由になるため、力になりたいと思っています。 当サイトにはじめてアクセスされた方はまずはこちらをお読みください。 弁護士紹介/ パートナーと離婚したい方へ/ パートナーに離婚したいと言われた方へ
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