モラハラ夫は養ってやってるというのが誇り
モラハラの相談者の話をきいていると、モラハラ夫は、「養ってやってる」ということを異常に強調する人が多いです。
妻子を養っていることにすごく誇りを持っていて、それを妻子に対して強調してきます。
妻子も、生活費を稼いでくれることには感謝していても、それを恩着せがましく強調されると、辟易としてしまいます。
さらに悪いことに、モラハラ夫は、「養ってやってる」を、妻と口論になったときなどに言ってきます。
妻が夫の悪い点を指摘したのに対し、「誰のおかげでメシを食ってるんだ」などと言ってきます。
これを言われると、専業主婦だったり、働いていても夫より収入が少なかったりする妻は、痛いところを突かれた気持ちになり、話が進まなくなってしまいます。
夫は、まさに、「痛いところを突く」のが目的で、こういう言い方をしてくると考えられます。
モラハラ夫は、何らかのコンプレックスを抱えている場合が多いため、「養ってやってる」と言うことで、妻に対して優位に立とうという感覚があると思います。
妻からすれば、「家事・育児をやってやってる」わけですから、お互い様のはずですが、「痛いところを突いて優位に立ちたい」夫にとっては、そんなことは関係ありません。
このようなことを夫が言ってくるとすれば、モラルハラスメントの構造的な問題を内包しているかもしれません。
「夫といると、辛いな。苦しいな」ということが続く場合は、一度、横浜あおい法律事務所の法律相談にお越しになることをおすすめします。
>>モラハラ雑感
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弁護士 松平幹生(神奈川県弁護士会所属)
当事務所は、離婚に特化し、離婚問題全般に力を入れていますが、中でも、モラルハラスメントの問題の解決に積極的に取り組んでいます。
離婚で相談にお越しになる方の中には、モラルハラスメントで苦しんでいる方が多くいらっしゃいますが、そのような方が、その苦しみから解放されて自由になるため、力になりたいと思っています。
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