仕事をするなと言う
目次
モラハラ夫が妻に「仕事をするな」と制限する心理と特徴
モラハラ夫の特徴の一つに、妻に対して「仕事をするな」と言う、というのがあります。
必ずしもすべてのモラハラ夫にあてはまるわけではありませんが、妻側の相談を受けていると、「仕事をするな」と言われた、仕事をすることに対して夫が良い顔をしない、といった話をよく聞きます。
そういった夫が、収入がすごく多くて、忙し過ぎて妻が専業主婦として支える必要がある状況かというと、そういうわけでもありません。
一般的な水準の収入の人で、子どももそれほど手がかからない年齢であっても、仕事に反対する人が多くいます。
普通に考えれば、妻に時間的余裕があるのであれば、妻も仕事をした方が夫婦の収入が増えるし、妻も社会に接することで自己実現を図ることができ、良いことしかないように思えますが、モラハラ夫の感覚は違うということです。
なぜ仕事に反対するのか?経済的依存と優越感の心理
モラハラ夫が、妻の仕事に良い顔をしないのは、自分に経済的に依存させることで、自分の妻に対する優越的立場を強めたいという心理が働くからだと推測できます。
ただ、意図的にそれをしているというよりは、そうする方が自分にとって都合がよいと感じて、妻に対して継続的にプレッシャーを与えている状態だと思います。
そういう意味では、妻に対して「稼げないくせに」といった暴言を吐くのと同様の心理と言えます。
仕事の制限は精神的に追い詰める「モラハラ攻撃」
本来は、夫婦は、対等の立場で、互いの自由を尊重すべきです。
子どものために妻が仕事を制限しなければならないことがあるとしても、妻の仕事をしたいという意思を尊重したうえで、対等な話合いで決めるべきことです。
夫からのプレッシャーによって妻が自由を制限されるとすれば、健全な関係とは言い難いです。
妻にとっては、仕事をしないようにプレッシャーがかけられるということは、直接暴言を吐かれるのと同じくらい、精神的に追い詰められる原因となるモラハラ攻撃ということが言えます。
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このように、直接暴言を吐く以外の方法でも、モラハラ夫による攻撃は行われることがあります。
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弁護士 松平幹生(神奈川県弁護士会所属)
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