モラハラ妻の具体例
モラハラ妻の具体例
ここでは、実際に当事務所にご相談があった、モラハラ妻の事例をご紹介いたします。
※比較的、程度のひどいものを挙げていますが、モラハラは、以下の具体例のようなわかりやすいものばかりではありません。直接的な言動がなくても、しつこく質問や要求をしてやり込めるといった、外から見てわかりにくいものもあります。ですから、以下の具体例と自分の状況が違っても、「自分の状況はモラハラではない」と安易に考えない方がよいです。
モラハラと一般的な夫婦の悩みの区別の仕方、モラハラの本質については、「パートナーと一緒に暮らすのがつらい方へ」をご参照ください。
Aさんの事例
・思い通りにならないことがあると「離婚」を口にする(実際は離婚意思はなく、夫から離婚を正式に求めると拒否する)。
・「結婚したことを後悔している」と度々言う(実際は離婚意思はなく、夫から離婚を正式に求めると拒否する)。
・壁や部屋の中の物を蹴り飛ばす。
・刃物を手にする。
・マンションのベランダから飛び降りようとする。
・不満を複数書いた紙を渡し、謝罪を要求してくる。
Bさんの事例
・部屋の電気を消し忘れると、部屋の扉を殴る、注意喚起の張り紙をする
・「汚い」「臭い」「邪魔な人がいるから早く出て行ってほしい」「ほんと大っ嫌い」「もう無理」「お金の話しかしない」と言う
・会社に行くときの挨拶の返事が「はい」と言うだけ、または無視をする
・ご飯が固かったことを指摘すると、料理を流しに捨て、「だったら食べるな」と言う
Cさんの事例
・「この野郎」「馬鹿野郎」と罵倒する。
・ドアを大きな音を立てて閉める
・足をドンドンと踏み鳴らす
・夫が仕事から帰宅すると、鍵を開けず、夫を家から閉め出す
・蹴る
・「臭い」と言う
・「ムカつく」と罵倒する
・ドアを開けただけで「うるさい」と罵る
・「帰って来なくていい」というメールを送る
・自分と子どもの食事はお惣菜や外食で済ませ、夫の分は作らない
弁護士 松平幹生(神奈川県弁護士会所属)
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