モラハラ夫と離婚するには

   モラハラ夫と離婚するには、相当のエネルギーと時間が必要になります。モラハラ夫は、自分に都合の悪い話を避けたり、相手を混乱、疲弊させ自分が優位に立とうとします。

相手は、あの手この手であなたを言いくるめてくるでしょう。言われているうちに、「私が悪かったんだ」「私が間違っていたんだ」と思うようになってしまいます。
 
 

別居を検討する

このような状態から抜け出すためにも、まずは別居をお勧めします。別居した後、夫から「反省したから戻ってきて欲しい」と言われたりしますが、しばらくするとまた同じようにモラハラを受けるだけです。
 
別居した後、多くの場合は調停を行うことになります。モラハラ夫は、周囲に自分の良さをアピールすることに優れていますから、調停委員に好印象を与える場合も多くなります。やり直したいと言ってくる場合が大半のようです。
 
また、調停委員による二次被害も考えられます。調停委員がモラハラを理解していないこともあり、夫の味方となり、あなたを説得にかかる可能性があります。
 
ですので、モラハラ夫との離婚の話は、あなた自身が相手と直接接触をしないですむよう、夫と関係のない信頼できる第三者に相談するべきです。第三者としてベストなのは、弁護士です。弁護士は交渉のプロですし、相手に支配されない交渉術を心得ています。

モラハラのことを知っている、信頼できる弁護士に相談することをお勧めします。
 
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弁護士 松平幹生(神奈川県弁護士会所属)

当事務所は、離婚に特化し、離婚問題全般に力を入れていますが、中でも、モラルハラスメントの問題の解決に積極的に取り組んでいます。 離婚で相談にお越しになる方の中には、モラルハラスメントで苦しんでいる方が多くいらっしゃいますが、そのような方が、その苦しみから解放されて自由になるため、力になりたいと思っています。 当サイトにはじめてアクセスされた方はまずはこちらをお読みください。 弁護士紹介/ パートナーと離婚したい方へ/ パートナーに離婚したいと言われた方へ
モラハラ離婚で弁護士をつけるべき理由タイミング
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